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アイヌ式先祖供養

名寄イヤレ 2011.6.6 iyare=as otta nayoro

北風磯吉エカシの供養 名寄 

 かつて、ヤウンモシリ(北海道)の主であったヤウンクル(アイヌ民族)。
旭川、名寄、生きたヤウンクルの文化がここにある。名寄に生きた敬愛するエカシ(翁)、フチ(媼)達アイヌの魂を供養するために、静かな祈り。遠方からも心ある人々が集まり祈る。写真は、先祖供養のためのイナウ(御幣)


男性達は神へ祈る
 まずは火の神へ祈る。火の神はイレス カムイ(育ての神)、人間を育ててくれる優しい神様。そしてヌササン(祭壇)で、いろいろな神への祈りを行なう。


先祖供養は、食べ物を据えること
イヤレ(供える)、先祖供養の中心は女性の役割。アイヌの儀式は、結婚も、葬式も、供養も「食べ物」が重要だ。先祖達へそして、無縁仏にも食べ物を据える。死者の国へ、食べ物を送る。